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NetApp BlueXPのご紹介

ネットアップの業界最高レベルのストレージとデータ サービスをハイブリッド マルチクラウド環境で利用できます。

明るい青空に映えるオーロラをバックにした氷山
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Ronen Schwartz Portrait
Ronen Schwartz

データは、今日の世界で最も重要な資産の1つです。私は、ビジネス成長の可能性は、データやデータが秘める無限大の機会を活かせるかどうかにかかっていると考えます。一方で、データは、オンプレミス、プライベート クラウド、パブリック クラウド、マルチクラウドなど、多種多様な場所に散在しています。データは、すさまじいスピードで生み出され、急速なスピードで移動します。人員、インフラ、予算の増強が追い付かないほどの速さです。

コストとパフォーマンスを最適化しつつ、チームが障壁を越えてスピーディにイノベーションを遂行できるよう支援するには、この膨大な量のデータをどのように管理し、保護すればよいのでしょうか。

実に悩ましい問題です。私自身、製品リーダーとして直面している問題でもあります。種類の異なるフレームワークと管理コンソールに加え、絶え間なく変化するミクロ経済的プレッシャーを抱えた状態で、即応性を高め、イノベーションを推進するのは、非常に困難な課題だと言えます。私がお客様やパートナー様との対話を通じて実感しているのは、それぞれが置かれた状況の違いこそあれ、この困難さの原因が実はとても似通っているということです。

これを解決するために最初に試みられることも、似ています。今あるリソースとチームに頑張ってもらう、というものです。しかし誰もが知るように、これは長期的に見れば解決策として現実的でもなければ、健全でもありません。では、どうするべきなのでしょうか。即応性やイノベーションの向上でテクノロジを頼りにしているように、この課題の解決についても、テクノロジに頼ればよいのではないでしょうか。

ネットアップがハイパースケーラやお客様と協力しながらNetApp®BlueXPを開発したのは、それが理由です。この単一の統合コントロール プレーンが、進化したクラウド段階のために設計された、シンプルなハイブリッド マルチクラウド エクスペリエンスを実現します。

BlueXPダッシュボードのスクリーンショット

2022年11月1日から、無料のBlueXPアカウントに登録することで、互いに独立した高速な実行に対するニーズと、効率性、パフォーマンス最適化、コスト管理、セキュリティに対するニーズの競合を解決できるようになりました。BlueXPを使用すると、それぞれのチームがそれぞれのクラウドでイノベーションを進めつつ、組織は単一の統合型管理環境を維持できます。BlueXPに組み込まれたAIOpsは、オンプレミス、AWS、Azure、Google Cloudの各環境にわたって機能するので、最適化と自動化に大きなメリットをもたらします。BlueXPで卓越したデータ サービスをワンクリックで有効にして、バックアップ、同期、階層化、データ ガバナンスなどを行えます。また、シンプルさも魅力です。あらゆる操作を1箇所から一貫したエクスペリエンスで行えます。たとえば、「APIファースト」の自動化機能を活用できます。

ネットアップ クラウド推奨事項ダッシュボードのスクリーンショット

BlueXPのメリット

BlueXPのメリット

BlueXPは、進化したクラウドに命を吹き込むのに必要なシンプルさ、セキュリティ、コスト削減、持続可能性を提供するというネットアップのビジョンを実現するための、次の大きな一歩です。

シンプルな統合コントロール プレーン

BlueXPコンソールは、シンプルさを追求しています。データ資産全体を統合型管理エクスペリエンスに一元化し、オンプレミスでもクラウドでも場所を問わず、あらゆるネットアップのリソースと運用を検出、導入、管理できます。

WebベースのわかりやすいUIと、ロールベースのアクセス制御を備えたユニファイドAPIを使用して、組織全体にわたって幅広く活用でき、ITOps、CloudOps、DevOps、SecOps、さらにはFinOpsのチームが、共通のフレームワークで進化したクラウドのパワーを引き出せます。同時に、現在お客様を悩ませている、人員不足やスキルセットの制約に関する問題も解決できます。

また、BlueXPの統合エクスペリエンスにより、すでに業界最先端のネットアップのユニファイド ストレージ サービスが、オンプレミスとクラウドの両方でさらに強化されます。

統合防御によるセキュリティ

BlueXPは、データとインフラストラクチャの両方を統合的に保護します。1つの画面であらゆるソースからの脅威に対してデータをマッピングし、保護できます。BlueXPが搭載するブロックレベルの永久増分バックアップ機能(レプリケーション、ミラーリング、同期オプションにも対応)を、高度なサイバー レジリエンス テクノロジと組み合わせてデータ資産全体を保護することにより、真のサイバー レジリエンスを実現できます。

BlueXPのランサムウェア対策ダッシュボードは、総合的なランサムウェア対策スコアや防御力向上の余地を確認できるAIOpsが統合されているため、サイバー レジリエンス戦略の柱になります。BlueXPでは、問題の解決を自動化し、スコアを改善するための推奨事項をワンクリックで表示することもできます。

ランサムウェア対策スコア ダッシュボードと推奨アクションのスクリーンショット

AI / MLのパワーと柔軟な消費モデルでコストを削減

BlueXPには、AIOpsが統合されています。AIを活用して健全性とステータスを監視してアラートを生成でき、何より重要なこととして、さらなるトラブルを回避するためのプロアクティブなガイダンスと推奨される措置が提示されます。これらはどれも、すでに過負荷状態にある運用チームの負担を軽減してくれます。

BlueXPは、FinOpsチームにも歓迎されます。使用量を柔軟に制御できるので、必要に応じてリソースをクラウドに移せます。BlueXPに統合されたDigital Wallet機能を通じて、ワークロードの変化に応じて柔軟にコミットメント金額を変更できます。その良い例が、BlueXPのNetApp Keystone®アドバイザです。予測されるサービス レベルや料金の見積もりなどを事前に確認しながら、どのクラスタをKeystoneストレージ サービスと置き換えるべきかを判断できます。また、BlueXPでは、テクノロジ上の目標と財務上の目標が、交換可能な共通の「通貨」としてまとめられています。これにより、ワークロードの状況の経時的な変化に応じてストレージとデータ サービスの間で一定の利用資格を移動させるかたちで、ネットアップのサービスをシームレスに使用できます。

ハイブリッド環境がもたらす持続可能性

BlueXPの一貫性のあるハイブリッド マルチクラウド ビューは、ネットアップ システムの電力レポート機能が搭載されており、持続可能性の取り組みに役立ちます。二酸化炭素排出量を削減しながら、ビジネス ニーズに合わせて重要なデータを移動できます。

ハイブリッド マルチクラウドのIT環境を、エネルギー消費と環境影響の観点からインテリジェントに監視、分析できます。さらに、クラウドへの移動が容易なワークロードを特定する機能や、コールド データを評価して、そのデータをクラウド ストレージに階層化する統合機能を通じて、プロアクティブに行動を起こして電力消費量と二酸化炭素排出量を削減できます。

さらに詳しく

さらに詳しく

ネットアップのチームがネットアップ製品全体を大局的かつ革新的な視点で捉えていることを、私は誇りに思っています。BlueXPは、お客様がデータ ストレージ インフラを調査、導入、管理したり、ハイブリッド マルチクラウド全体で付加価値データ サービスを使用したりするための環境です。 現在のクラウド主体の環境で求められる、柔軟性に優れた消費の選択肢を備えています。

ネットアップは現在も継続的にBlueXPエクスペリエンスに洗練さとシンプルさを組み込んでいます。主要クラウド プロバイダのすべてと緊密に統合された唯一のサービスであり、NetApp ONTAP®データ管理ソフトウェアのパワーと柔軟性を備える唯一のサービスでもあります。

BlueXPアカウントに登録するには、bluexp.netapp.comにアクセスしてください。ハイブリッド マルチクラウドのシンプルさ、AIOps、柔軟な消費モデル、統合保護をすぐに利用できます。BlueXPは無料です。大半の機能が統合済みの無料プランまたは試用版で提供されるので、すぐに利用を開始できます。

Ronen Schwartz

Ronen Schwartzは、NetAppのCloud Volumesビジネス担当シニア バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーです。ハイブリッド クラウドとマルチクラウドにわたる堅牢なCloud Volumesプラットフォームを構築し、NetAppのクラウド データ管理サービスを拡張して、Cloud Volumesビジネスを加速させる立場にあります。

NetApp入社前は、Informaticaのテクノロジとエコシステム、運用、戦略担当エグゼクティブ バイス プレジデントと、Informatica Cloudのシニア バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーを務めています。これらの役職で製品戦略、製品管理、市場参入戦略を主導してきました。Informaticaでの14年間、オンプレミスからパブリック クラウドへ、また、ライセンス収益から経常収益への移行を通じて、同社の変革における主導的役割を果たしてきました。

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