The Remote CompanyによるKubernetesとNetApp Astraを活用したアプリケーションの最新化

The Remote Companyは、リモートファーストのテクノロジを扱うネットワーク企業の親会社です。リトアニアのスタートアップ企業として、クラウドを活用した積極的な成長計画を策定し、関連会社全体にわたるアプリケーションの最新化に取り組んでいます。最新化の取り組みの一環として、NetApp^® Astra^™ Controlを採用して、エンタープライズ向けのKubernetesアプリケーションに対応したデータ管理を実現しています。MailerLiteはAstra Controlを最初に導入した関連企業で、Eメール マーケティング コミュニケーション向けの使いやすいアプリケーションを提供しています。

MailerLiteチームがアプリケーションの最新化に着手した際、NetAppは複雑なアプリケーションと関連する数億個のファイルをGoogle Cloudに移行できるよう支援しました。MailerLiteは、ストック画像などのファイルをGoogle Cloudに移行することで、Kubernetesへのアプリケーションの移行を開始できるようになりました。

メイン アプリケーションはGoogle Cloudのeurope-west3のリージョンに配置され、ファイル ストレージとしてNetApp Cloud Volumes Service for Google Cloudを使用しています。Kubernetesでアプリケーションを最新化したことで、MailerLiteは永続的ストレージにはデータ損失のリスクが存在したことに気づきました。

同社はNetApp Astra Tridentを導入していましたが、アプリケーションのデータ保護を実装するには相当の技術スキルが必要であると気づいたため、Astra Controlを採用することにしました。Astra Controlを導入したことで、アプリケーション レベルでNetAppの高度なデータ保護機能を活用できるようになりました。

Google Cloudのeurope-west4リージョンでは先日、Elasticsearchとファイル ストレージ（サイズの小さいHTMLファイルとJSONファイル）向けのAstraを使用して、新しいKubernetesアプリケーションをリリースしました。現在は、TimescaleDBとRabbitMQにAstra Controlを導入して、MailerSendアプリケーションの最新化に取り組んでいます。