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エクイニクスとネットアップ、Managed Storage for Keystoneを提供開始

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ハイブリッド マルチクラウド環境における共有データストレージの構築を加速

世界的なデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)と、ネットアップ合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:中島シハブ・ドゥグラ、以下:ネットアップ)は、本日、従量課金制のデータストレージサービスであるNetApp KeystoneのPlatform Equinix上での導入と運用に特化した新しいマネージドサービス 「Managed Storage for Keystone」 の提供を開始しました。

近年デジタル化により、企業におけるデータ利用量は急増しており、またマルチクラウドのニーズの高まりより、データ共有の重要性が高まっています。企業のDX戦略を持続可能なものにするべく、エクイニクスは、ハイブリッドクラウドとマルチクラウドアーキテクチャを視野に入れた新しいストレージ従量課金モデルを介して、ネットアップとのコラボレーションを拡大しています。

今回発表した共同ソリューションは、エクイニクスの提供するマルチクラウド接続「Equinix Fabric™」とネットアップの提供する共有ストレージ「NetApp Keystone」をPlatform Equinix上で展開し、業界屈指のハイブリッドクラウド共有ストレージサービスを実現しています。

この共同ソリューションを利用することにより、企業はデータをプライベートネットワーク環境で保管しながら、オンプレミスとパブリッククラウドだけでなく、複数のパブリッククラウドの間でも、ニーズの変化に応じてデータを柔軟に共有することができます。また、本サービスをマネージドサービスとして提供し、IT部門の運用・管理負担の軽減に寄与します。その結果、ITインフラの構築が加速し、パブリッククラウドで提供される先進的な技術機能を これまで以上に迅速かつ有効に利用できるようになります。

さらに、ネットワーク機能仮想化(Network Functions Virtualization)をオンデマンドで利用できる「Network Edge」やベアメタルサービス「Equinix Metal」と組み合わることで、クラウドに緊密に対応したデジタルインフラストラクチャへの移行や、ハイブリッドマルチクラウド機能のITアーキテクチャへの統合を容易にします。

Managed Storage for Keystoneを活用できる一般的なユースケースには、以下のようなものがあります。

- ハイブリッドマルチクラウドアクセス—すべてのパブリッククラウドに隣接したデータを一元的に配置することで、クラウドのロックインを回避し、コンピューティング、データベース、分析などのサービスを最大限に活用できます。

- データコンプライアンス—パブリッククラウドをITプラットフォームの設計に組み込む際に、データプライバシー要件とデータ主権関連の法律を遵守できます。

- 災害復旧—Platform Equinixの比類のないグローバルリーチと複数のクラウドを活用して、災害復旧をより柔軟なものにできます。

- データ分析—パブリッククラウドのコンピューティングオプションと進化するサービスによって高性能データ分析が可能となります。

- 開発テスト—開発者が必要とするパブリッククラウドへのセキュアなアクセスをオンデマンドで提供することにより、開発テストとイノベーションを加速します。

ネットアップ合同会社 代表執行役員社長 中島シハブは次のように述べています。
「エクイニクスとのコラボレーションで生まれたManaged Storage for Keystoneを日本のお客様にご紹介できることをうれしく思います。ハイブリッドクラウドを活用した新しいデジタルビジネスはすでに始まっています。本サービスは、ITインフラ運用をプロに任せて、社内のデータをクラウド環境で最大限に活用していただける、シンプル・フレキシブル・セキュアなサービスです。ぜひご活用ください」

エクイニクス 日本法人 代表取締役社長 小川 久仁子氏は次のように述べています。
「NetApp Keystone Flexサブスクリプションを取り入れた新しいマネージドサービスのリリースを嬉しく思います。このコラボレーションは、ハイブリッドマルチクラウド環境で共有データストレージを構築することによるお客様のデジタル化を加速するものと確信しています。」

データセンターをコンピューティング、データベース、分析の柔軟なサービスにまで拡張することで、本共同ソリューションManaged Storage for Keystoneは、主要業界における最先端のイノベーションをサポートします。以下にその例を示します。

- 金融サービス—従来の銀行や決済機関は、独自のデジタルトランスフォーメーションを遂げていますが、このジャーニーの一環として、規制要件、データプライバシー、セキュリティ、データ出力コストなどの課題に直面しています。データをクラウドの「内部」ではなく「隣接」して配置することで、これらの課題の多くを軽減できます。

- 自動車—自動車の接続性が高まるにつれ、大量のデータを収集、保存、管理する必要性も高まります。車両データをネットワークエッジに配置することで、車車間通信システムや先進運転支援システムなど、高速でリアルタイムのデータ交換を必要とする新しいユースケースが可能になります。

- メディアとエンターテインメント—ビデオやアニメーションの制作サイクル全体を通じて、膨大なサイズのファイルが生成され、これらのファイルはスタジオ、編集者、レンダリングプロセス間を移動する必要があります。これらのアセットをプライベートクラウドリポジトリに保持すると、コラボレーションやワークフローの低速化とコストのかかる遅延を防げると同時に、デジタルツールやプロセスの適用がはるかに簡単になります。

エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX)は世界的なデジタルインフラストラクチャ企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャを集約・相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がサービス規模を俊敏に拡大し、、デジタルサービスを迅速に立ち上げ、、世界最高レベルの顧客体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。

ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。

NetApp、NetAppのロゴ、https://www.netapp.com/company/legal/trademarks/に記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合があります。

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